新・アスピ/アランの自主訓練日誌(Part-Ⅰ) 2010年11月11日
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2010.11/11(Thu)

勝利の女神我に味方す 

【勝利の女神我に味方す】
 
 随分大げさなタイトルをつけましたが、今回理事長賞を貰った陰には、実に幸運に恵まれた裏の部分がありました。

 jkcでは過去3年間1席から遠ざかっていました。今年の春の大会でも「執着的臭い嗅ぎ」が出てダメでした。JKC後のレッスンの際、T先生が「この大会では理事長賞が取れる巡り合わせになっていたが、予定が狂った」趣旨の話をされました。どのペアーの事を云っているのだろう?と不思議に思っていました。ここで内心この秋には、、、と思った(飽くまでも願望)次第でした。

 今回の大会では内心は“1席が取れたらいいな”と思いながらも自信はそれ程あるわけでは無く、まして理事長賞は夢みたいな存在でした。心の中では一生取れないのではないかとの一抹の不安もあった程なのです。
(私が後期高齢者になる不安があり、アランも7才4ヶ月であと何年出られるか不安があるのです。)

 ただ6日に行われた一般の部の8部(CD―Ⅱ)で並み居るプロを押しのけて理事長賞を獲得されたアービンママさんから“最近のアランちゃんは随分良くなっているから、普段通り出来ればきっと結果は着いて来ますよ”という励ましを受けて、競技に臨みました。(結果的には4つの理事長賞等の内、2つまで流山市民が獲得したことになります。)

 この3年間jkcの大会では1席すら獲得していなかったのに、今回いきなり本部大会で1席になり、その上に理事長賞まで取れたのには我ながらびっくりしています。

 3部(CD―Ⅱ)のE組で点数は99.2と余り高得点ではありませんでした。しかし、この段階で理事長戦にも通じる階段を上らせていただき、理事長戦に進み戦う上で3つの秘話に等しいこと(勝利の女神が3回微笑んだ)があったのでした。


01.選択科目を間違えそうになって審査員に教えて貰えたこと。間違えていたらそれで一貫の終わりでした。

 必須科目7科目を終わって、審査員に次は選択ですよね、と確認したら、そうです、と云う返事で、今まで使って来た「股くぐり歩き」のことを考えていました。『今度は「常歩行進中の立止」ですよ、間違えたらそれまでですからね』と審査員が親切に教えて下さいました。そうだ、今日は「立止」をやろうとしたのだ、と思い出しました。


02.10科目を終えて講評の時に「あなたは気付いていないようですが、停座及び招呼でマテを指示した後間を置かずに出発したために、犬が指導手の動きに釣られて腰を浮かせて1歩前に出ました。これは0.1位では納まらない減点です。」と教えて貰えたことです。
 「これからはマテを指示して一呼吸置いてから離れるようにしなさい」と注意して下さいました。これがなければ理事長戦でも同じようなミスを冒していたかも知れません。
 この事に注意した結果、理事長戦では、審査員長に賞賛される素晴らしい「停座及び招呼」が出来ました。将に審査員様々です。KH審査員に足を向けて寝られません。


03.ここ数日は、「停座及び招呼」でフロントと呼んで3m位に近づいた所でアトヘを指示して脚側停座させていました。これではフロントとアトヘの2声符になるというのです。
 フロントと呼んでから一旦正面停座させて前段の動作を終え、そこからあらためてアトヘで脚側停座させるのが正しいそうでした。もしくは、1声符で直接停座させる場合にはcome、here等の1声符で脚側停座に直接入れるかだと云うことでした。

 これが分かったので、理事長戦では「フロント+アトヘ」を止め、以前使っていた「カモ~ン」1声符で直接停座させ、ばっちり決まりました。


 この理事長戦には5回も既に受賞経験のある方がD組から出て来られて、その存在に圧倒させそうになりまし た。ただ、競技中は無心になり,競技に集中出来ました。
 アランは自主訓練の時よりも活気が無いような感触でした。アランに取ってはそれくらいが丁度良いかも知れないこと、活気が有りすぎると脚側行進がバタついた感じになっていたのかも知れないと、我が教室のT所長の話でした。







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