新・アスピ/アランの自主訓練日誌(Part-Ⅰ) 2010年12月10日
fc2ブログ
2010.12/10(Fri)

執着的臭い嗅ぎについてのメール 

【執着的臭い嗅ぎについてのメール】
 
 過日、ある方に、執着的臭い嗅ぎが矯正出来た事を報告した際のやりとりを下記致します。

 以下は私からの報告の内容です。

 アランの「執着的な臭い嗅ぎ」の矯正については、ここ5年間種々手を尽くして参りましたが、的確な方法が見つかりませんでした。
(この方からは、)直すのは殆ど不可能と云う意味のことを云われ、臭い嗅ぎしない時があってもそれは偶々のことであるので注意するように忠告されていました。

 所が、9月の埼玉東クラブ競技会で「臭い嗅ぎ」が出てしまいましたが、その後の対応が当を得たのか、10月24日の東北ブロック2種目では「臭い嗅ぎ」をしなくて済みました。当日アランは体調が極めて悪かったために臭い嗅ぎしなかった?とも思ったのですが、次回11月7日のjkc本部展では、2種目は勿論、理事長戦も「臭い嗅ぎ」をしませんでした。

 次には、11月14日にはある教室でCD―Ⅱのデモをやったのですが、この教室でいつも使っているグラウンドで、しかも20頭近くが競技をやった直後のリンクでやりましたが、臭い嗅ぎを全くしませんでした。

 都合合計連続6戦、「停座及び招呼」で「執着的な臭い嗅ぎ」をしていないのです。
これで矯正出来たのかどうかは未だ疑っていまして、連続10戦位続けば完全に矯正出来たといえるのかも知れません。
 矯正出来たとしますと、今までの対応の積み重ねもあったのですが、ここ最近の今までとは違った対応を取っていること大きな要因であるように考えています。



 これに対し、次のような返信が来ました。

 メール有り難うございました!
アラン君、臭い嗅ぎの矯正が成功しつつあるようで何よりですね…。
五年間もの間、本番で臭い嗅ぎしていたわけですから6回の成功では何となく『まぐれ』の様な気がしないでもないですけど(スミマセン)、疑い深い性格なもので(^_^;)。何せ、永かったから…。
Papaさんの努力が勝ったと言うべきでしょうか…。
「努力は人を裏切らない」と申しますが、「十分裏切る事も有ります」ので今後も気を抜かず精進を続けて下さい。
普通の犬なら、「もうイヤだよ~!」と言っているかもしれません…。
毎回 競技風景を見させて戴いておりますが、いつも感じるのはアラン君の健気さです。
たまにはアラン君の言葉にも耳を傾けて下さいね。



 この方の見立てでは、連続6回位の成功ではまだ『まぐれ』かも知れないと云う見かたのようです。
しかし、この方から以前に、『この子がもって産まれた性格であり、直すのは殆ど不可能、臭い嗅ぎしないことがあっとしても、それは偶々のことであると肝に銘ぜよ』と云う意味合いのことを云われたことがあり、内心「それなら、なんとしても、直してやろう」と決心したことも契機になっていました。

 従って、果たして連続何回続くか挑戦してみたいと思っています。勿論、その間臭い嗅ぎ矯正に効果があったと思われる措置は自主練で続けたいと思っています。


 アランのブリーダーさんからも、次のようなメールをいただいたことがあります。

 アラン君の、「執着的臭い嗅ぎ」の件ですが、とてもよく分かります。
と言いますのは、同じくアランの母犬の子で、ショーに出しチャンピオンに仕上げた子ですが、「あなたはもぐら?」って毎回言いたくなるぐらいに、とにかく地面の匂いを執拗にクンクンします。歩き出したら、すぐに地面をクンクン、止まってもクンクン、その様子は、異様なぐらいに執着的でした。そこをどうにか、チャンピオンに仕上げましたが、とにかく苦労しました。
 犬質はとても良い子でしたので、その癖がなければ、すぐにチャンピオンになれたところ、本当に泣かされました。
なので、アラン君の場合も、血統的なものによる本能の部分があるのでしょうか。だから、なかなか矯正が難しかったのだと思います。





スポンサーサイト



テーマ : パピヨン - ジャンル : ペット

【編集】 |  06:45 |  その他  | CM(0) | Top↑
 | BLOGTOP |