新・アスピ/アランの自主訓練日誌(Part-Ⅰ) 2010年12月17日
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2010.12/17(Fri)

腰痛の件・その3 

【腰痛の件・その3】
 
 一昨日の15日に大学病院から紹介された病院に行って来ました。この病院には整形だけで6診もあってちょっとびっくりでした。手術を受ける覚悟で行ったのですが、担当医の薦めで、手術はごく軽いものでも、それは最後の手段で、当面はブロック療法で経過を見ることになりました。


 まず、問診を軽く済ませてから、レントゲン写真と脈波検査を受けました。レントゲンは計4枚撮ったのですが、腰椎滑り症の有無のチェックのため、と脈波(血圧脈波検査:心臓から押し出された血液により生じた拍動(脈波)の伝わる速度(腕から足首まで)を測定する検査です。
 健常者は血管がしなやかであり、ゴムチューブのように弾力性があるため、拍動(脈波)が血管で吸収されてスピード(PWV)が遅くなります。これに対し、動脈硬化の起こっている血管は、土管のように血管壁が硬くなっているために拍動(脈波)が血管壁で吸収されず、スピード(PWV)が速くなります。
 要するに、動脈硬化が強くなるほど脈波伝播速度(PWV)が速くなるという現象に基づいて、血管のしなやかさを評価する検査です。PWVは年齢とともに増加します。)の検査を受けました。幸いそのどちらとも異常なしでした。


 レントゲン写真からは背骨が「強く右に側弯」が見れました。これは右側が狭窄して痛みが出ているためのようです。腰椎の4番と5番の所の変形が強いようです。

 狭窄痛ですが、手術で無くても良くなることはあるそうです。それは神経ブロック療法です。まずそれをやって見て改善の具合を見て、それでも駄目な場合は手術を考えれば良いのではと薦められました。それも急いでやらないと手遅れになるような病気ではないと云うことでした。

 同じような症状の人の内、手術しないで済む人が7割近くになるそうです。軽度の手術で済むのなら、一思いに手術して早期に直したい旨も話しました。が、直るのであれば手術でない方法で直す方が断然良いそうです。
 簡単な手術でも麻酔したり、身体を切ったりすることが身体にとっては相当なストレスになるからだそうです。手術は簡単な手術らしいですがやらないで済むに越したことはないと云うことでした。

 神経ブロックは様子を見ながら何回かやれば、効く人は多いそうです。手術をするにしても,順番待ち状態で2月にならなければ受けられないし、それまでブロック療法をやるのは無駄ではないと云うことでした。

 具体的には4番と5番の脊柱管(馬尾神経)は狭くなっていることは確かだがまだ通っているそうです。ここから足に走っている神経が出ている所が、特に右側が狭くなっている。これは関節の回りに靱帯があるが、それが老化で膨らんで右の方が分厚くなって神経(神経根)を押して悪さをしているようです。
 3番と4番の所も神経が出て行く所が狭くなっているそうです。
身体の斜め後ろから注射針を刺して、その神経根の近くに達すると、そこに痛み止めと神経の腫れを抑える薬を入れることになるそうです。
 狭窄が有っても痛みが無ければ良いわけだし、もし将来癒着が進んでも痛みがでなければ良いわけです。
これは悪性の病気ではなくて、命にかかわることでもないし、要は痛まなければ良いわけです。そういうわけで手術は最後の最後の手段ということにしました。

 そう云うわけで、12月20日にブロック注射を受けることにしました。
これで痛みが無くなって、23日のST連合会競技会に出られたら良いのですが。しかし、競技会に出られたにしても練習が全く出来ていないので、結果は二の次になります。
 




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