訓練あれこれ
過去の記録を調べていましたら、次のような記事がありましたのでアップしてみます。
こんなことは訓練の常識とは思っていますが、念のため書き込みました。
01.「よそ見」に関して。
どんな指示を与えてくれるのだろう、どんな楽しい事をしてくれるのだろうと犬に期待を抱かせる事が重要です。「よそ見」をするヒマを与えないようにするのが肝心で、訓練にあたっては、犬の倍以上、人間が動かなくてはならないようです
02.「臭い取り」に関して。
散歩中でも排便させる場所では解除の命令をかけ自由に下の臭い取りなどさせても構わないですが、それ以外は厳しく叱った方が良いです。
効果の無いしかり方を何度繰り返しても無意味ですので、一度で分からせる程度のしかり方をする必要があります。
犬が下の臭いを嗅いだら、人間の足先で犬のアゴのあたりをカツンと蹴る方法もあるようです。
やはり普段から、沢山の犬の臭いが付いた所で練習する、仲間でシーズン中の犬がいたらどんどん近くで練習させるなどさせた方が良いようです。
03.「招呼」はギャロップで。呼ばれたら犬は全速力で走って来ることがベストです。
「ギャロップ」とは、馬などのもっとも速い足並み;四本の足が同時に地を離れる疾走;速い進行速度、と書いてあります。
因みに、馬の場合は、
walk:常歩
amble:側体歩(片側の足を同時に上げる)
trot:速歩
canter:駆歩(ゆるいかけ足)
gallop:競争駆歩
の順に速度が上がるのだそうです。
04.「伏臥」は頭が上がっていなければなりません。地面の臭いを嗅いで頭が下がれば減点となります。
05.「立止」の時に前足の位置を変えずに下半身のみスクッと立ち上がる犬の印象の方が良い。
この場合、
・ 停座から前足を踏み出して立つ、
・ それとも後肢を後ろに引いて立つ、
のどちらでも良い。しかし、
・ 前肢を前に出す犬は、脚側停座の位置(ヒール・ポジション)がずれる欠点があるから、それを是正する必要があるようです。
・ 一方、後肢を後ろに引く犬は、反応が悪かったり、足の開きが悪く、縮こまった状態になってしまう欠点があるようです。
06.競技会が近くなって練習をやりすぎると犬の目と顔の表情に端的に表れるのだそうです。
家庭犬は明るく、楽しく、健やかに・・を心がけること。