アランが指導手を見上げるようになった経過・その3
随分間が空きましたが10月9日の続きです。
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2010年07月17日 04.集中
04.集中・5秒・一歩前進・右曲り・左曲り・常歩行進中の停座
教室で「集中の訓練」として、
・ 脚側停座させ集中させ5秒間キープすること
・ アトヘで発進して、1歩前進して、指示無し停座(その間ずっと集中していること)
・ アトヘで発進し、急に右折して停止(その間ずっと集中していること)
・ アトヘで発進し、急に左折して停止(その間ずっと集中していること)
これらを2010年03月17日より訓練を始めましたが、現在は止めています。
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2010年07月26日 集中用ベスト(これをやると被るようになりましたので、今では使っていません)
13.集中用補助具 常時、指導手を見上げる訓練には、
・ 集中5秒・一歩前進・右曲り・左曲り・常歩行進中の停座
・ 常に犬を見て離れて、動きまくって犬の注意を惹く
・ よそ見したら叱る。
・ この集中用補助具
とあるようです。この「集中用補助具」は2010年06月13日から始めました。今時点では「よそ見したら叱る」方法を取っています。これらの矯正法を採用する前から、アランはある程度は集中していたのですが、私が望む「常時指導手を見上げている」集中にはほど遠い状態でした。
見上げ続けさせる方法・訓練用ベストの件
・ ボールを顎に挟むのは、集中する目標が無いと集中しづらいので、最初の内は使用すること。
・ それで良く出来れば“おやつ”を与えること。
・ そうすると誘惑が多い所でも集中するようになる。
ことを書いたのですが、教室で“それを続けていけば集中するようになるのでしょうか?”と質問しました。すると回答は“犬によりけりですね。”ということでした。
昔は顎の下にボールを挟んで行進していたようですが、この方法は犬にバレてしまうし、首が不自然だし、コマンドが不自然になるし、そして何よりも犬が被ることが欠点です。それとボールが無いと全く見なくなる欠点も見られるそうです。
訓練ベストの胸のポケットにボールを入れて、行進していて、良く見てくれているな、と思ったらボールを落とす方法もあるということです。
これは競技会でも着用okだそうですし、OPDESの競技会で関係者が着ているそうです。
・ ボールが入っているのかどうか分からないようにする。
・ いつ落ちてくるかどうか分からないこと。
顎だと身体の中心となりアランの場合は特に被り気味になるので、もっと身体の左寄りのベスト方式の方が良いようです。
ヒモ付きボールをシャツのボタンに止めたりして練習しているのですが、これだと落とせない欠点があります。左脇の下にボールを挟む人もいるようです。
家庭犬のレッスンの場合は、訓練士がやっているように、
・ きちっと叱る
・ プレッシャーをかける
ことを要求すると、下手をすると「犬が壊れる」ことがあるので、中間的な穏便な方法、即ち、集中していなかったら、「注意する」、「注目したらご褒美をやる」、という方法を取っていると云うことでした。
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2010年08月25日 頭が上下する
【第63回目の集団レッスンの記・その2】
B.集団レッスン時の個別訓練的科目について
09.1頭づつ、紐無し直線の往復常歩行進
アランの場合の講評、
・ 良くやっているが、
・ 問題は無いけれども、細かい所を詰めるともっと良くなる。
・ 指導手を見上げたり、そうでなかったりしている。(頭が上下している。)
・ もう少し見上げ続けるよう固定出来ればもっと安定感が出る。
・ この原因は、指導手が時々犬の方を見ているため、その都度犬も全く同じ動きをしている由。
もう1回注意しながらやりました、その講評は、
・ 指導手が見ていないと云っていながら、やはり犬を気にして、それが動作に出ている。
・ 前半は良かったが、段々犬が気になるようだ。
・ 見てくれる第三者が居るときだけ、この練習をすること。単独では分からない可能性がある。
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2010年08月29日 頭が上下する
【アランの頭の上下について】
8月22日の集団レッスンの際、個別訓練的科目の「1頭づつ、紐無し直線の往復常歩行進」に於いて、
・ 指導手を見上げたり、そうでなかったりしている。(頭が上下している。)
・ もう少し固定出来ればもっと安定感が出る。
・ この原因は、指導手が時々犬の方を見ているため、その都度犬も全く同じ動きをしている由。
との講評でした。
果たして指導手が時々犬の方を見ているために、その都度犬も全く同じ動きをしているのかどうか確認するために、身を起こして目だけ犬を見るようにして、紐付き脚側行進をしてみました。そうしましたら、アランの頭の動きと指導手の頭の動きとはどうも無関係なようでした。
・ 首を指導手の方に曲げて、顔を上げて指導手を見上げている時
・ 首は指導手の方に曲げてはいるが、顔を下げて、指導手の膝下付近を見ている時
・ 首を正面に向け、顔も正面を向いている時
の3通りあることが分かりました。
以下後日に続きます。