被りの防止・常歩行進中の停座
アランは「常歩行進中の伏臥」や「常歩行進中の立止」では進行方向に真っ直ぐにフセたりタッテしたりするのですが、「常歩行進中の停座」では進行方向に真っ直ぐではなくて被る方向に曲がって坐りがちです。
この原因は「脚側行進の於ける被り」の所為ではないかと考えています。
従って、自主練の際には、
・ 発進してから指示無し停座を繰り返して、停座したときに前に出ないことを確認
・ 緩歩で行進して、前に出すぎていないことを1歩毎に確認する
・ 左足が外股にならないようの注意すること
を必ず実施すると共に、
・ 最初に2~3歩は比較的ゆっくりとした行進を心がける
・ 段々行進スピードを速めて、スワレのコマンド時にはアランを置き去る感じにする
こうすれば停座した姿は進行方向に真っ直ぐになると思っています。
しかし、停座させること1点だけをとっても、これだけ神経を使うのは尋常なことではありません。
この動画はまだ矯正未了の段階のものです。